【新外国人サイスニード】ヤクルト先発の救世主となるか?

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東京ヤクルトスワローズ

ここ2年東京ヤクルトスワローズは残念ながら最下位に低迷しています。

その最大の理由は投手陣の不振と言われ、去年はチームで完投が1試合のみ。

もちろん自責点に至っては545点という悲惨な数字です。

しかし、今年はリリーフ陣が比較的好調で、先発陣が頑張ればいいシーズンになりそうな気配があります。

この2021年シーズンに期待する新外国人投手のひとりがサイスニードです。

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●サイ・R・スニード選手情報

新入団選手なので簡単にサイスニード選手のご紹介をします。

サイ・R・スニード(Cy R. Sneed)1992年生まれ、アメリカ合衆国・ネバダ州出身。

現在28歳、身長193cm、体重97kg、たっぷりの髭をたくわえた容貌の大型右腕で、日本での登録名はファーストネームとファミリーネームをつなげた「サイスニード」です。

●プロ入りからメジャーまでの実績

2011年、MLBドラフト35巡目(全体1074位)でテキサス・レンジャーズから指名されましたが、この時は契約せずにダラス・バプティスト大学へ進学、のちにプロ入りすることになります。

下記がメジャーまでステップアップしていく履歴です。

<ブルワーズ傘下時代>

2014年/MLBドラフト3巡目(全体85位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、プロ入り。

ブルワーズ傘下のパイオニアリーグのルーキー級ヘレナ・ブルワーズでプロデビュー。
(11試合登板、0勝2敗1セーブ、防御率5.92、31奪三振)

2015年/A級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズとA+級ブレバード・カウンティ・マナティーズでプレー。
(2球団合計で26試合(先発24試合)登板、6勝11敗1セーブ、防御率2.58、122奪三振)

<アストロズ傘下からメジャーへ>

2015年11月/トレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍。

2016年/アストロズ傘下の2A級コーパスクリスティ・フックスでプレー。
(25試合登板(先発21試合)、6勝5敗1セーブ、防御率4.04、112奪三振)

2017年/2A級コーパスクリスティと3A級フレズノ・グリズリーズでプレー。
(2球団合計で26試合(先発18試合)登板、10勝6敗1セーブ、防御率5.97、95奪三振)

2018年/3A級フレズノ・グリズリーズでプレー。
(26試合(先発20試合)登板、10勝6敗、防御率3.83、114奪三振)

2019年/開幕時は3A級ラウンドロック・エクスプレス、6月27日にメジャー契約する。

2020年/シーズンオフにFAとなる。

MLB通算成績は、26試合(38回2/3)を投げ、4敗3ホールド、44奪三振、防御率5.59、WHIP1.63。

ヤクルト2021年新外国人「サイスニード投手」

●ヤクルトでは先発として起用

2020年12月4日、東京ヤクルトスワローズと契約成立し入団。

初登板は2021年5月9日(日)対巨人戦 東京ドームで、先発投手としてマウンドにあがりました。

成績は4回3失点(丸のソロ本塁打被弾)、4四球、3奪三振と、この日は四球が多く、自分の投球がうまく作れない様子で、ほろ苦い日本野球のデビューでした。

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●投球スタイル

サイスニードはフォーシームの他に次のような球種を持っています。

カットボール、カーブ、スライダー、チェンジアップ。時折シンカーも投げることがあるようです。

特に193cmの長身から投げる150キロを超えるカットボールが魅力で、2020年の球種別投球割合を見ると、投球の7割程度がカットボールです。

2019年はフォーシームを約6割の割合で投げており。それまでの速球派から変化球を中心に投球を組み立てるスタイルに変えたようです。

どの球種を投げる時でもリリースポイントは一定の高さから投げているようで、同じようなフォームから違う球種を投げてくるのは打者にとっては狙いを絞りづらいのではないでしょうか。

また、サイスニードは右投げですが2019、20年のデータでは左打者を得意としているようです。

特に19年は右打者に対しての防御率7.59、左打者に対しては防御率3.38と比較的左打者に強いデータがあります。

そうは言ってもこの数字だけみると優秀な防御率ではありませんが、ただ、メジャー時代の数字がそのまま日本の野球に反映されるとは限りません。

メジャー時代は通算26試合登板、投球イニングを上回る奪三振数をとっていて、日本でその力を余すことなく発揮することができるようになれば大きな戦力になると思います。

【ファームハイライト】サイスニード投手が先発。太田賢吾選手が逆転の2点タイムリー含む2安打3打点 | 5月2日(日)東京ヤクルトスワローズvs埼玉西武(戸田球場)

●これから期待すること

ここでサイスニードが不在の時のスワローズの投手成績のデータを見てみましょう。

2021年4月、5月は先発防御率4.42、QS率32.1%、救援防御率2.91でした。

このQS率32.1はセ・リーグ5位、上位の阪神(QS率72.4%)、(巨人QS率73.3)と比べると雲泥の差です。

若手も台頭し始めたスワローズですがまだまだ先発陣の強化必須なのは数字を見てもあきらかです。

しかし逆に言えばこれから先、先発がしっかりすれば上位を狙っていくことは不可能ではありません。

外国人投手の場合はコミュニケーションや気候、もちろんボールの違い、野球スタイルの違いなど色々なハードルがあり、日本野球にマッチするまで時間がかかる選手も少なくありません。

例えば昔在籍していたバーネット投手も最初の頃はヤクルト入団後不調で一時自由契約になったりしましたが、その後の活躍は素晴らしいものでした。サイスニードもまだまだ実力は未知数です。

コロナの関係で外国人選手は来日が遅れ、キャンプにも参加できないままシーズンは始まりましたが、これからサイスニードがどれくらいの早さで日本野球に慣れることができるか、その柔軟性がこれから問われることになります。

サイスニードにはぜひ獅子奮迅の働きで長いイニングを投げてもらい、勝利が増えていくことを願っています。

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