ロッテから涌井、鈴木大地を獲得し優勝候補筆頭と謳われた2020年の楽天。
しかし、その結果は4位とBランク落ちに終わりました。
何かと話題の石井GMが監督に就任し、新体制となった楽天の2021年順位予想とその考察を行います。
ズバリ!2021年楽天順位予想
今年の楽天イーグルスの順位は「2位」と予想します。
東日本大震災から10年目と節目の年を迎える今年。石井GM自ら監督に就任するなどその本気度が伺えます。
また、2013年に「24勝1セーブ」シーズン無敗の偉業を成し遂げ、楽天初優勝の立役者となった田中将大がメジャーから楽天に復帰することが決定しました。
田中の加入によってパリーグの順位予想も大きく変わることになりそうです。
楽天はソフトバンクを止められるか
現在パリーグはソフトバンクが圧倒的な強さを誇っています。
リーグ優勝自体は2018、2019年と西武に譲ったものの、短期決戦では圧倒的な強さで4年連続の日本一を達成しています。
特に直近2年間で巨人を相手に日本シリーズ負けなしと日本球界で今最も強い球団であることは間違いありません。
楽天が優勝するために、ソフトバンクの攻略は必要不可欠です。
楽天イーグルス盤石の投手陣
ここからは各ポジションの戦力を解説していきます。
まずは投手陣です。
2021年は田中の楽天復帰によって、田中・則本・岸・涌井の通算計538勝の四本柱が形成されることとなりました。
それに伴い、守護神松井もリリーフに再転向。
ブセニッツや森原が本来の中継ぎに戻ることとなります。
これだけでも十分盤石の投手陣ですが、これに加えてドラフト1位の早川にも期待がかかります。投手陣はリーグでもトップレベルの戦力だと言えるでしょう。
捕手が楽天の一番のウィークポイント
捕手は最も決め手に欠けるポジションです。
太田・足立・堀内・下妻・石原・田中貴と枚数は多いもののスタメンは固定されていません。
守備の観点から太田が一歩リードしているように思われますが、シーズン通して活躍できるかに注目です。
優勝のためには捕手の強化は急務だと言えます。
内野手の熾烈なポジション争い
次に内野手です。
内野手にはFA組の浅村、鈴木大地に、茂木、銀次の生え抜き選手と豪華なメンツがそろいます。
それに加えて昨年新人王争いを繰り広げた小深田、新外国人のディクソンが加入と、スタメン争いは熾烈です。
ショートを茂木と小深田どちらが守るか、浅村が守備に着くか否かによって他の選手も煽りを受けることとなります。
中でも一番その影響を受けるのが一塁手です。
昨年も一塁手は決め手に欠けました。銀次が再び3割近くの成績を残すようになると内野に穴はなくなると言えるでしょう。
外野は若手の激戦区
最後に外野手を見ていきます。
外野手で現在スタメン当確なのは島内ただ一人です。
残りの2ポジションをかけて辰己・田中和・小郷の若手が競い合います。
中でも辰己と田中には大きな期待がかかります。
辰己は圧倒的守備力を持ちながらバッティングに難があり、田中も調子の波が激しく、新人王獲得後にシーズン通しての活躍はありません。
二人のどちらかがスタメンに定着すると守備力も格段に上がるため、バランスの良い戦力強化になると言えるでしょう。
また、辰己と同期入団の小郷も昨年はブレイクの兆しを見せました。
パンチ力と強肩を兼ね揃えており、ライトのポジションに名乗りをあげます。
加えて新外国人カスティーヨにも注目です。
メジャー仕込みのポイントゲッターが機能すれば打線に厚みが増すことは間違いありません。
まとめ
本日のまとめです。
・2021年楽天は2位と予想
・楽天優勝のカギはソフトバンク攻略にあり
・優勝のために田中で貯金をいくつ作れるか
・ウィークポイントは捕手
・内野手は銀次、外野手は若手に期待
楽天の日本一を東北のファン全員が期待しています!
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