一昨年に続き、昨年の日本シリーズでもソフトバンクに完敗を喫した読売ジャイアンツ。
今年こそはその雪辱をはらすべく、キャンプでは厳しい練習が続いています。
そんな中、原監督の注目選手の1人に増田大輝選手がいます。

昨年は代走の切り札としてだけでなく、ピッチャーとして登板したりとなにかと話題になり
ました。
今年は代走としてではなく、レギュラーになれるように日々猛練習に励んでいるそうです。
そんな注目の増田選手の経歴や成績などはどうなっているのでしょう?
増田大輝選手のプロフィール

名前:増田大輝
生年月日:1993年7月29日生まれ(27)
出身地:徳島県徳島市出身。右投右打。
身長:172センチ
体重:68キロ
背番号:0
ポジション:内野手
年俸:2200万
高校は小松島高校。高校時代はピッチャーとして活躍するも甲子園には出場できませんでし
た。
その後、近畿大学に進学しましたが大学時代には野球を挫折してしまい、一時は野球を
やめて生きるためにとび職として働いていた事もあるそうです。
それでもプロになる夢をあきらめずに努力を重ね、草野球から四国アイランドリーグの徳島
インディゴソックスに入団。

そこでの活躍が認められて2015年、見事にジャイアンツに育成選手として入団することができました。
そして2017年には晴れて正式にジャイアンツの一員として支配下登録されたのです。
増田大輝選手の主な成績
増田大輝選手の昨シーズンまでの起用方法は主に終盤の守備固めや代走の切り札として出
場しています。
ポジションは主に内野を守っていますが、外野も守れるユーティリティープレーヤーとしてチームには欠かせない存在となっています。
前述のとおり代走がメインで出場機会が少ないにもかかわらず盗塁数23個を記録してお
り、阪神の近本選手についでリーグ2位になっています。(近本選手は31個)
もしスタメンで出場できれば盗塁王も夢ではありませんよね。
原監督も絶賛 サヨナラをよぶ神走塁
2020年7月19日の対DeNA戦では1点ビハインドの9回1アウトランナー1塁の場面で代走として出場。
絶対に失敗できない状況で見事に盗塁に成功。そしてネクストバッターの丸選手が打ったセカンドゴロの間に3塁をまわってホームインするという離れ業をやってのけました。
同点となった試合はその直後にジャイアンツの4番、岡本和馬選手のサヨナラホームランによって勝利するのでした。
試合後の原監督のインタビューでは増田選手を絶賛した上で「非常に思い切りのいい走塁。タカヒコぐらいにはなっているかもしれないね。」とかつての足のスペシャリストとして活躍した鈴木尚広さんを引き合いに出して増田選手の走塁を高く評価しました。
足のスペシャリスト 鈴木尚広さんも太鼓判
原監督から絶大な信頼を得ていた元ジャイアンツの足のスペシャリスト鈴木尚広さん。
そんな鈴木尚広さんは増田大輝選手について「僕にはない思い切りのよさをもっている。」と高く評価しています。
また今オフは増田大輝選手と鈴木尚広さんは一緒に自主トレを行ったそうです。
鈴木尚宏さんから体軸をつかったトレーニング方法を伝授されたことで増田大輝選手もなにか手ごたえ感じたそうです。
試合 | 打数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 出塁率 | |
2019 | 75 | 50 | 0.200 | 0 | 6 | 15 | 0.286 |
2020 | 74 | 37 | 0.297 | 0 | 2 | 23 | 0.458 |
今シーズンはさらにスピードアップした増田選手がみられるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか。
とび職から夢を諦めずに努力を重ねてジャイアンツになくてはならない存在にまで成長した
増田大輝選手。
そんなマンガのようなサクセスストーリーを歩んでいる増田大輝選手を応援せずにはいられませんよね。
今シーズンは増田大輝選手から目を離せれません。