東北楽天イーグルス

【島内宏明】楽天イーグルス若を支えるいぶし銀

ドラフト6位で入団、タイトル獲得なしとインパクトのある成績はないが、走攻守全てにおいて平均以上の成績を残す島内選手。

また、ひょうきんなキャラクターとしてファンを爆笑の渦に巻き込むこともしばしば。

そんなチームにとって必要不可欠な男・島内のこれまでの経歴を辿っていきます。

【島内宏明】学生時代の経歴(星稜高校→明治大学)

高校時代(星稜高校)

松井秀喜を輩出し、近年では奥川投手が話題となった石川県の名門、星稜高校に島内は進学しています。

2年生の秋になると、主将としてチームを引っ張るようになりました。

3年の夏には「1番・ファースト」で甲子園に出場し、2安打の活躍を見せたものの、チームは1回戦で敗戦することとなってしまいます。

大学時代(明治大学)

高校を卒業後すると、六大学野球連盟の名門・明治大学へ進学します。

大学では1年の秋から出場を経験するもの、外野手としてレギュラーに定着するのは3年の秋になってからのことです。

規定打席には届かなかったものの、この時島内は打率.400の好成績を残します。

4年春には、打率.385を収め初のベストナインを獲得。

続く秋にも打率.349と安定した成績で二期連続のベストナインを獲得しています。チームとしても第42回明治神宮野球大会では優勝を飾っています。

大学時代、島内はプロ志望ではありませんでしたが、監督やチームメイトに後押しされプロ志望届を提出。

すると大学4年時の活躍が評価され、2011年のドラフト会議で楽天から6位指名を受け、プロの世界へと足を踏み込むこととなりました。

プロ入団後の活躍

ドラフト6位で入団した島内でしたが、俊足を買われ新人で唯一の開幕一軍入りを果たします。

最初は代走としての出場が多かったものの、対戦相手のピッチャーが右投手の際に徐々に出場機会を与えられるようになっていきます。

チームが初の日本一を達成した2013年ごろからは、投手の左右に関わらず外野のポジションに定着するようになりました。

この年の島内は「恐怖の9番打者」として相手チームから恐れられますが、シーズン終盤に肩を壊し、優勝の瞬間にグラウンドに立っている事は叶いませんでした。

しかし、チームは彼の功績をたたえてベンチに島内のユニフォームを飾り共に戦かったというエピソードが残っています。

怪我のせいもあって2014年、2015年は思うような成績を残すことができません。

2015年オフにはレギュラー返り咲きを決心し、肉体改造に臨みます。

すると翌2016シーズンには114試合に出場し、生え抜き野手当時最高の9本塁打を記録します。

さらに島内は躍進を続け2017年から2019年の3年連続で2桁本塁打を記録。

OPS も入団から常に7割以上をマークしており、俊足だけでなく長打力にも定評があります。

また、2019年には平石監督に4番を任され、プロ入り後全打順でのホームランを達成しました。

さらに2018年には守備でもUZR17.1を記録するなど攻守に渡った活躍でチームを支えています。

UZR17.1はなんと、この年のレフトの中で12球団トップの成績です。

独特なキャラクター

また、島内選手といえばその個性豊かなキャラクターもファンに愛される大きな理由です。

キャンプ期間中に誕生日を迎える島内選手は、ケーキを顔にぶつけられるのが恒例行事となっています。

また、試合ごとに登場曲を変更したり、タイムリーを放つと「○○打法です」と意味の分からない発言を連発したりとファンサービスにも余念がありません。

ファンには「島内語録」として親しまれています。

まとめ

走攻守において高いレベルでチームに貢献する島内選手。

またファンにも、選手にも愛されるムードメーカーとして、チームに欠かせない存在となっています。

なかなかスポットライトを当てられる機会の少ない島内選手ですが、実際には楽天を支える重要な選手の一人です。

8年ぶりの日本一を東北のファン全員が期待しています!

年度別打撃成績















O
P
S
2012 楽天 41 104 97 11 29 6 1 2 43 17 1 0 4 1 2 0 0 8 2 .299 .310 .443 .753
2013 97 329 299 36 85 6 4 6 117 38 6 4 4 5 21 0 0 44 6 .284 .326 .391 .717
2014 66 243 215 26 52 7 3 2 71 18 6 1 7 2 19 0 0 22 5 .242 .301 .330 .631
2015 25 81 74 6 15 2 3 0 23 6 5 1 2 1 4 0 0 6 0 .203 .241 .311 .551
2016 114 388 342 43 98 9 2 9 138 41 10 2 7 4 33 0 2 48 7 .287 .349 .404 .753
2017 143 577 494 62 131 14 3 14 193 47 3 6 12 3 64 0 4 67 8 .265 .352 .391 .743
2018 103 453 394 53 115 16 3 11 170 53 11 5 3 3 47 0 6 45 10 .292 .373 .431 .805
2019 133 585 506 68 145 21 5 10 206 57 3 4 9 1 58 0 11 65 11 .287 .372 .407 .779
2020 114 471 406 50 114 17 2 8 159 53 9 1 6 4 48 1 7 71 8 .281 .363 .392 .755
通算:9年 836 3231 2827 355 784 98 26 62 1120 330 54 24 54 24 296 1 30 376 57 .277 .349 .396 .746