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カープ中村奨成は成功するのか?!捕手の抱える課題とは?!二軍成績と比較!

カープの中村奨成捕手(20)は名門、広陵高校の出身で、高校3年時には甲子園で大活躍し、清原和博氏が持っていた大会本塁打記録の他にも、大会最多打点、最多二塁打、最多塁打といったあらゆる記録を樹立し、その活躍ぶりが注目されたこともあり、2017年のドラフト会議でカープと中日の競合の末、カープに入団しました。

しかし、プロ入り後すぐに結果を出すことはできず、今シーズンでプロ3年目となり、ファンや首脳陣からのそろそろ結果を出してくれるのではないかという期待が高まってきています。

そこで、今回はそんな中村選手のここまでのプロ生活と現在抱える課題についてまとめました。

1.プロ入り後の中村選手

中村選手は1年目から2軍の試合に多く出場したものの結果を残すことはできず、2年目は故障で出遅れ出場数は半減しており、プロ入り後一軍の公式戦に出場することはまだできていません。

しかし、1年目の2軍での成績が83試合出場、打率.204、本塁打4、打点16であったのに対し、2年目の2軍での成績は38試合出場、打率.279、本塁打2、打点9と、出場数が減っていることを考慮すればやや上昇傾向にあると考えることができる成績を残しており、着実に成長してきていると言えるのではないかと思います。

また、昨シーズン終了後の秋季キャンプでプロ入り初となる一軍昇格を果たしたことに加え、今年2月16日に行われた中日との練習試合ではプロ入り後初となる一軍の対外試合スタメン出場を果たしています。

一軍ではまだ結果を出せていない中村選手ですが、着実に成長しており、遅咲きのドラフト1位選手は過去にも多くいることから、決して焦る必要はないと考えてよいのではないでしょうか。

まだまだ課題は山積み

中村選手の打撃に関する課題は2つあります。

まず1つ目は、木製バットへの対応ができていないことです。

中村選手はリストが強く、高校時代はそれを生かした打撃スタイルで好成績を残していました。しかし、そのスタイルが通用したのは金属バットの存在があったからで、木製バットを使用するプロにおいてその打撃は通用しません。

そこで、現在は木製バットに対応する打撃を身につけるために日々練習を重ねているそうです。

続いて2つ目は、体力がプロのレベルに達していないことです。

181cmという恵まれた身長を持つ中村選手は、東出コーチが体重80kg以上を求めているのに対して、現在76kg(昨シーズンの情報)と、身長のわりには細身となってしまっており、これによってスイングスピードが不足し、ボールを見る時間をしっかり確保できない、打球が飛ばないといった問題が発生していると考えられます。

なお、打球が飛ばないという課題を解決するために無駄な力みが増え、フォームが崩れる恐れもあるため、朝山打撃コーチは今は飛ばなくていいという考えを持って指導を行なっているそうです。

守備面でもキャッチング、スローイング、配球といった多くの課題があり、攻守ともにまだまだ課題の多い中村選手ですが、打撃面に関してはボールを正確にミートする力や打球の角度には光るものがあると首脳陣は語っており、肩の強さや足の速さもプロで十分通用する才能を持っているようです。

カープ首脳陣の中村選手に対する評価は、技術、体力ともに一軍のレベルに達していないという厳しいものですが、大器の片鱗が垣間見える場面もあることから、将来は球界を代表する選手になることも十分可能であると私は考えます。

まとめ

•中村選手は、一軍の公式戦出場経験はまだないが、着実に成長を重ねている。

•大きな課題を抱えてはいるが、大きな将来性も持っている。

中村選手は、球界のスターへと確実に近づいており、地元広島で躍動してくれる日は近いのではないでしょうか。