ソフトバンク・尾形崇斗は支配下登録契約間近?活躍間違いなし!成績や選手としての特徴など、最新情報を含め徹底ご紹介します。
1.尾形投手のプロフィール
千賀、甲斐、石川、周東など育成枠から次々とスターは輩出しているソフトバンクですが、また新たなスター候補が出現しました。
その選手は尾形崇斗投手。

1999年生まれの20歳。
ポジションは投手で、2017年に福島県の学校法人石川高等高校から、育成ドラフト1位でソフトバンクに入団。
身長は181㎝、体重は88㎏。
育成枠ではありますが、東北では知られた存在でMAX147キロの速球を武器にするパワー型の投手で注目されていました。
甲子園出場は無く、県大会では準々決勝まで進出しています。
尾形と同期入団した選手は育成2位指名だった周東選手。

現在は球界を代表するスピードスター。
昨年ブレイクを果たし、侍ジャパンにも選出されました。
また、本ドラフトの2位で指名された高橋礼投手も同期入団。

昨年は12勝を上げ、こちらも侍ジャパンにも選出されるなど大活躍しました。
2.尾形投手の選手としての特徴とは?
プロ入り2年間で1軍出場は無し。
昨年の2019シーズンは2軍で1試合のみ、3軍で31試合3勝1敗、防御率1.62の成績を残しています。
主に3軍戦を中心に出場し、この2年は基礎体力をアップしていくなど、土台を築く期間だったと言えそうです。

尾形の最大の特徴は、最速152キロのストレートを繰り出す本格派右腕としてのポテンシャル。昨年オフのアジアウインターリーグで圧巻の奪三振ショーを披露し、一躍注目される存在となります。
ウインターリーグでは、10試合に登板して3セーブ、防御率0.77の好成績をマークし、投球回11回2/3で23個の三振を奪いました。
圧巻の投球内容に、同じチームのソフトバンク千賀、阪神の藤川球児と比較されるほどの評価を得て、来季への礎を作る好結果を残しました。
また、投球時に声を上げながら気合いを全面に出すのも特徴です。
気持ちの強さも併せ持ち、プロとして最も必要なメンタル面もアピール。闘争心も大きな武器であることを証明しました。
今シーズンに入り、キャンプ、オープン戦でもさらなる磨きをかけてアピールしています。
3月3日のヤクルト戦でも1回を無失点、オープン戦3試合を投げ未だ無失点の結果を残し、計6イニングを投げ、三振を6つ奪うなど、自慢のストレートを中心に圧巻のピッチングを披露しています。
現状、課題があるとしたら変化球の精度を上げることでしょうか。
ストレートの他に変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークボールがあるようです。
尾形自身も変化球や緩急を織り交ぜられようにとテーマを掲げており、ストレート以外のウイニングショットなど変化球の質を高めていくことを目指しているそうです。
3.尾形投手は支配下登録契約間近?現在の最新状況
これだけのインパクトと結果を残しているので、支配下契約は時間の問題でしょう。

3月1日阪神との試合後、工藤監督も
「素晴らしいことも期待していいじゃないかな」
と支配下契約へ前進するコメントを出しています。
多くのポジティブな要素を持ち、監督から太鼓判を押されている状況なので、ほぼ支配下契約は当確と言っていいでしょう。
契約のニュースが早く出ないか、待ち遠しい状況となってきました。
4.まとめ
最速152キロの浮き上がるような力強いストレート。
気持ちを全面に出しグイグイ押す投球スタイル。
育成枠から支配下契約へ尾形投手のサクセスストーリーは順調に歩みを進めています。
憧れの選手は同じ球団の千賀投手らしく、いつか千賀と並ぶ2大エースへと飛躍を期待して、今シーズンの尾形投手を注目していきましょう!